お世話になってる建具職人さんの工場へ木材の配達に行ってきました。
綺麗な組子がたくさんありました。
こういった機械ではできない、日本に伝わる職人の技術、なくしてはいけない物だと思います。
聞く話では、こういった木工細工は平安時代まで遡る、日本の伝統的な技術。
それが、ここ数十年、経済的な影響も強いのでしょう、ものづくりも合理化、省力化が進み
建具や家具をはじめいろいろな物が大規模工場で機械化、大量生産され、手に職のある職人の仕事が激減しています。
合理化すること、経済性に合わせてものづくりすることは大事なことですが
それ一辺倒で古くから伝わる、真似のできない技術が継承されないのは非常に悲しいことだと感じます。
職人の手にそれ相応の対価が支払われ、後継者を育てられるような世の中になればいいな、と思います。