2014年6月10日火曜日

建具・階段

床・天井は青森ひば 壁は珪藻土  自然素材でできたリビング


現場は建具や照明器具も入りだいぶ住まいらしくなってきました。



フラッシュ戸の引き手と建具枠  どちらも杉


内部の建具は無垢の木で作った「框戸」というものと、合板を貼った「フラッシュ戸」というものを使い分けています。


合板を貼ったフラッシュ戸でも、毎日人の手に触れる引き手の部分は無垢の木を用いて


やわらかく、温かい手触りになるようにしています。


ちなみに引き手に使った木材は、杉の白太(杉の木の外側の白い部分)です。








杉の階段


階段も無垢の杉の木で作りました。


これから何十年、毎日上り下りする階段なので、やわらかくて足触りのいい物にしたかったからです。



2014年5月20日火曜日

木で未来をつくろう!

先週土曜日、「木で未来をつくろう」シンポジウムに参加しました。

今回は青森でしたが、全国縦断でこのシンポジウムが開催されるようです。

青森ひば、杉、南部赤松など、素晴らしい木がたくさんある青森県にもかかわらず、県産木材の利用率はほんとに少ない。

外国産材に比べて割高なイメージがあるが、住宅一棟に換算すると平均約30万円くらいの増額。

その分は「木材利用ポイント」を利用すれば元を取れる。

といった内容など、生産者から作り手、エンドユーザーに関わることまで様々な内容でした。

一度のこういったシンポジウムでは全てを伝えきれないと思いますが、地道に時間をかけてでも、日本の木が使われて、日本の森林が美しく保たれていくことを望みます。

2014年5月9日金曜日

ひばの外壁

外壁の一部分をひばの板張りにしました。


ひばを大工さんが加工していると、通りかかりのおじさんが「ひばの香りがよくて、ついつい…」


と言って、足を停め現場を眺めて、香りを楽しんでいきました。











明かり採りの開口部にはガラスブロックを入れます。


このガラスブロックは建替え前の建物に使われていたものを再利用したものです。


前の建物への敬意を持って、使わせて頂きます。


2014年5月2日金曜日

模型

連休前の最終日。
現場は内部下地もできあがってきました。

事務所で家具の模型を作りました。

部屋の雰囲気もわかるような段階にきたので

この模型と照らし合わせて、家具屋さんに発注する前に

面材の色などを決められるかと思います。

ターンテーブルラックの模型



2014年4月23日水曜日

「木組のデザイン」ゼミナール

先日の投稿「家づくり学校」と並び、私にとって、とても重要な学びの場となったのは


「木組のデザイン」ゼミナールです。



材木屋と設計事務所を両立させるためには、何が必要か。


それがきっかけで通い始めたのでしたが、学んでいくうちに


伝統的な大工技術の素晴らしさ


木を使うことの重要性


など、多くのことを知ることができました。


弊社で設計した「三沢松原のおうち」は、木組みを活かし、伝統的構法を取り入れた住宅にしたのですが


「木組のデザイン」ゼミナールで学んだことがあってこそできた住宅です。



今期のゼミは既にはじまっていますが


まだ若干空きがあるようですので、興味のある方は是非参加してみてください。


「木組のデザイン」ゼミナール




座学だけでなく、軸組の模型を作成したり、美しい住宅にするために美術講座なども行っています。

2014年4月17日木曜日

家づくり学校-日本建築学会教育賞受賞

「家づくり学校」が日本建築学会教育賞を受賞しました。


私も「家づくり学校」には、今年2月の卒業まで、足掛け4年通い続けました。


この学校は、大学や専門学校とは違い、実際に住宅設計の仕事をしている若手設計者が


第一線で活躍している建築家から、生の声を聞いて実務の住宅設計について


学べる学校です。




設計事務所を開設したはいいものの、「いろは」もわからなかった自分が


今、住宅設計の仕事をしているのもこの学校のおかげです。


講師を務める先生方から教わったことや


四年生のスタジオ形式での講義で、本間至先生から直接設計の指導を受けられたことは


何事にも変えられない経験でした。


また、なによりも、同世代で同じような境遇でがんばっている仲間と知り合い、刺激を受けることができたこと


各地に同業の仲間ができたこともこの学校から得られた財産です。


家づくり学校には感謝すると同時に、今回の受賞は本当に嬉しいです。




これからも家づくり学校は発展していくと思います。


私もこの4年で終わったわけではなく、この4年の経験を糧にさらに精進し、


OBとして関わりながら、勉強し続けていきたいと思います。


来月から第六期が開講します。
↓
「家づくり学校」



改めて、日本建築学会教育賞受賞おめでとうございます。


2013年3月 家づくり学校修学旅行での集合写真

2014年4月4日金曜日

工事現場から住宅へ




先日お引渡しをした弘前のおうちに伺ってきました。


住んでから感じることをお聞きしたり、自作の棚板にする杉の板をプレゼントしに行きました。


「木を使った家を建てたい」ということで、ご依頼頂いたお施主さんで


出来上がりにも満足いただけたようで、こちらも嬉しかったです。



自分では思いつかないいろいろな工夫をされる発想豊かなお施主さんで


楽しく勉強になる現場でした。


工務店さんも手間をかけて頂き、ほんとに助かりました。


2階への荷物の上げ降ろしをするための昇降機



本が好きなご家族で、至る所に本棚を設置しました。


お宅に伺うと、ロフトに上がる階段の本棚、お子さんが脇に座って本を読んでるのを見て


工事現場から人の生活する住宅になったことを改めて実感しました。






これからも生活を楽しんでもらえれば嬉しい限りです。



こちらの写真は、杉の板を結んでいたビニール紐をみて、結び方の勉強会になった様子です。


材木屋の結び方を伝授してきました。