先日、八戸木工グループの納涼会に協力業者として招かれました。
八戸木工グループというのは、八戸周辺の建具屋・木工屋の二代目たち、云わば「専務」たちの集まりです。
建具や家具は、大手メーカーの既製品が主流を占める昨今、職人たちは仕事がなくなり廃業せざるを得なくなる人たちも多くいます。
そういった状況を打開するため、個々の職人たちではできない仕事を、この木工グループは横のつながり・ネットワークを作り、協力し合って仕事をしていこうというものです。
彼らは東日本を中心に首都圏でも、店舗や事務所、居酒屋チェーンなどに、家具・建具・什器などを納めています。
このグループには現在十数社(このグループの他にも八戸市内、近郊には数多くの木工建具屋さんがあります。)
すべての職人、工場の延床面積、機械でいったら全国でも有数の製作能力を持っていると思います。
このグループは非常にいい形を作っています。
納期が厳しいときは時間のあるところが助っ人に行き
必要な機械を持っていないときは持っている人が貸し
同業者内で特徴を活かし、ノウハウを共有しています。
地方の企業のとり得るひとつの形だな、と。
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