2012年9月28日金曜日

いい香りは誰が教える?



ひばの造作材を明朝、配達。今日のうちにトラックに積み込んでおきます。


雨の配達は濡らさないようにシートをかけたり気を遣います。





積み込み作業をしていると、近くを通った小学生が「すごくいい匂い!」って言ってくれました。


誰が教えた訳でもないのに、ひばの香りは大抵の人にはいい香りと言われます。


(中にはアレルギー体質だったり、香りが強すぎると言う方もいますが…)


不思議なものだと思いながらも、幸せな仕事をしているとも思ってしまいます。




2012年9月25日火曜日

フリーソフト



とある事情がありまして、写真やら図面やらをレイアウトして送らなければならず

この際新しいソフトを使えるようになろう、とフリーソフトを試してみる。

今のフリーソフトはクオリティーが高い。

CADの補助的に使う分にはフリーソフトで大体のことができてしまった。

プレゼン資料なら「GIMP」やら「Inkscape」で用が足りそうだ。



2012年9月13日木曜日

手描き

初めての試みですが

次のプレゼンは、手描き断面パースを添えてみようかと思います。

CADで描いたものをフリーハンドでなぞったラフな感じで。

一手間かかりますが、図面に親しみを持ってもらえるようにしたいという想いです。


2012年9月12日水曜日

八戸木工グループ

先日、八戸木工グループの納涼会に協力業者として招かれました。

八戸木工グループというのは、八戸周辺の建具屋・木工屋の二代目たち、云わば「専務」たちの集まりです。

建具や家具は、大手メーカーの既製品が主流を占める昨今、職人たちは仕事がなくなり廃業せざるを得なくなる人たちも多くいます。

そういった状況を打開するため、個々の職人たちではできない仕事を、この木工グループは横のつながり・ネットワークを作り、協力し合って仕事をしていこうというものです。


彼らは東日本を中心に首都圏でも、店舗や事務所、居酒屋チェーンなどに、家具・建具・什器などを納めています。

このグループには現在十数社(このグループの他にも八戸市内、近郊には数多くの木工建具屋さんがあります。)
すべての職人、工場の延床面積、機械でいったら全国でも有数の製作能力を持っていると思います。

このグループは非常にいい形を作っています。


納期が厳しいときは時間のあるところが助っ人に行き

必要な機械を持っていないときは持っている人が貸し

同業者内で特徴を活かし、ノウハウを共有しています。


地方の企業のとり得るひとつの形だな、と。



2012年9月11日火曜日

杉 建具框


しばらくブログはご無沙汰でしたが、仕切り直して再開します。

倉庫前に杉の建具框(たてぐかまち)材を並べました。

木材を乾燥させるためです。


杉 建具框を乾燥させる

建具の材料は特に乾燥していないと、後々変形してくるので、加工前の乾燥が重要になります。

乾燥機に入れて乾かす方法もあるのですが、以前、杉を急激に乾燥させて真っ黒にしてしまった経験があります。(恐らく杉の渋が浮いてきた物)

やっぱり天然乾燥。

風通しのよいところで無理なく乾燥させるのが一番木にとってもいい状態になります。