2015年8月29日土曜日

シロアリ

リフォームの現場では、開けてみてびっくりすることがよくあります。


壊して開けてみなければわからないところはどうしてもあります。


今回も二階を支えている柱の根本を開けてみると、シロアリにやられた跡がありました。


根本が全くなく、浮いている状態だったと思うとちょっとショックですね。


大事な柱だと考えていたので、当初はこの柱、そのまま残す計画でしたが


ここで計画変更です。


被害に気付いて直すことができて、建物の寿命も長くできたと思います。





2015年8月26日水曜日

外壁重ね張り 保持力チェッカー

外壁材のリフォームにおいて、既存の外壁を一旦はがして廃棄してから新たに外壁を張る方法の他に


既存の外壁はそのままに、その上から防水シートと新たな外壁材を張る、重ね張りという方法もあります。


今回のリノベーションでは、重ね張りをすることにしました。


メリットとしては、既存の外壁を廃棄する費用や手間がかからないこと


既存の外壁があるため、断熱性能や遮音性能が増すこと


ただし、既存の構造体や外壁材が、重ね張りに耐えられるものかどうかも大事な点です。


今回は、ニチハの保持力チェッカーという治具を使って、重ね張りに耐えられるか試験してみました。


治具をバールで引っ張って治具が切れると、重ね張りの耐力があり


仮に、治具自体が抜けてしまうようなら、耐力がないという判断基準になります。


治具を取り付ける

バールで引っ張り

このように治具が切れれば耐力あり
仮に治具が抜けるようなら耐力なし



今回は充分な耐力がありそうです。

2015年8月25日火曜日

フローリング下地

今回のリノベーションでは、一階は間取りからすべて造り直すのですが


二階の間取りはそのままに、フローリングやビニールクロスなどの仕上げ材を新たにします。


一階の解体作業と同時進行で二階のフローリング化も進行させて、工期を短縮できるようにしています。


フローリングの下地
既存の下地は経年により少しずつ歪んでいます。これを水平に調整しながら下地を組んでいます。

2015年8月20日木曜日

構造材

リノベーションの工事がはじまり、解体作業が進んでいます。


構造材や筋違の位置、基礎の位置などもあらわになってきました。


当初、設計段階で、想定していた部分が実際の物とどの程度違っているかがはっきりしてきたので


一度、見直し筋違を入れる位置、基礎を増設する位置など、改めて決めていきます。



2015年8月18日火曜日

リノベーション工事スタート

八戸市鮫町でリノベーション工事がはじまりました。


一階は間取りからすべて変更しつつ、耐震改修を行います。


二階は間取りそのままに、畳、絨毯の部屋をフローリング化、クロスの貼替えを行います。


残す部分を考えながら、床をはがし、壁や天井をはがしていきます。